22時をまわっても義母から電話がない
20代前半の時に結婚した私は、当時の旦那の実家に同居して暮らしてました。
その家では毎日ずっと義母からいじめを受けていました。
たくさんありますが、ひとつ例をあげると毎晩のご飯の中に必ず髪の毛が中のほうに盛り込まれていたり。
だから私は義母が大嫌いでした(笑)
義母は山登りが趣味で、朝家を出て夕方頃帰ってくるのが通例で
山登りに出かけた日は帰る前に必ず家に1本の電話をしていました。
そんなある日。
その日も義母は友達と山へ登りに行きました。
ただ、家に電話連絡が一回もなかったんです。
夜の22時になっても。
私は正直どうでもよかったのですが(笑)、一応心配してるふりをして義父と義弟さんがいる1階の居間に旦那と行き『お義母さんまだ帰ってきませんねぇ、電話もないんですか?心配ですね』と声をかけました。
その居間の奥向こうにもう一つ部屋があるのですが、その奥の部屋は義父母の寝室で、ふすまは全開きになってるので丸見え状態。
でも敷いてある布団が見えないように板が立ててあったんです。
ふと、その寝室の左側から白い服を着た初老の女性が現れ、手に持っていた白い布を板にかけて寝支度をしていたのが視界の端に見えたので、てっきり義母かと思い『あ、お義母さんおかえりなさい』……と、声に出しそうだったのを飲み込みました(笑)
大嫌いだったので(汗笑)
てか、帰ってきてるならそう言えよ(怒)って思ったし。
私が見たのは義母じゃなかった
で、旦那と2階の夫婦の部屋に戻り
『お義母さん帰ってきててよかったね(棒読み)』
と言ったら旦那は
『は?まだ帰ってきてねーよ?』…と。
私:『え、じゃあお客さんでも来てたの?さっき義父母の寝室に人いたよね?』
旦那:『誰も来てないはずだけど…?』
と、その瞬間。
隣の仏間から線香の香りがしてきて。
私:『(こんな夜遅くになんで?誰が線香に火を?いつ?)え、なんで線香焚いてるの?』
旦那:『あぁ、婆ちゃんの月命日だからじゃね?…………。』
私はそこでやっと、さっきのことを思い返してみて
(あぁ~、じゃあさっき見た人はそのお婆ちゃんだったのかぁ~。そういえば義母の面立ちじゃなかったなぁ。顔は覚えてないけど)
と分かって
私:『じゃあ私がさっき視たのはお婆ちゃんだったんだね』
旦那:『怖ぇこと言うなよ……』
(?お婆ちゃんでしょ?何が怖いの?実際、視た私は怖さは全然感じなかったけど……)と思ってたら、玄関がガラガラガラ…と開いた音がして義母が『ただいま~』と帰ってきました。
あとで知ったのですが、大姑と姑は仲が悪かったそうです。
だから息子である旦那はお婆ちゃんのことが嫌いだったようで(笑)
余談ですがその後。
義父義母も旦那もあまりにもクソだったので別れました(笑)
あの家で唯一まともだったのは義弟さんだけだったわ……。
元旦那の実家での体験は以上です。
次は【三峰神社でのビリビリ体験】を書きますね♪
また読んでくれたら嬉しいです(`・ω・´)♪
いちご🍓
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